塊根植物(コーデックス)に出会った話
どうも初めまして、塊根植物の沼に片足を踏み入れかけている、みどりです。
突然ですが、先日美容室に行った時に塊根植物(コーデックス)に出会い、なんだこれは!と一目で魅了されてしまいました。
初めて見た時は「なぜこんなところに大根が…… いやいやそんなわけ???」と、ハテナだらけでしたが、見れば見るほどなんとも言えないぼってりとしたフォルムが可愛らしくもあり、無骨な形はかっこいい。
これは是非ともお家にお迎えしたいと思い、急いでgoogle先生で調べていくと、その種類の多さと形の多様なこと。
まだまだ何をお迎えするか決めかねているところですが、調べたことなどの備忘録としてこれから更新していこうと思います。
そもそも塊根植物(コーデックス)とは
コーデックス(塊根植物)とは、マダガスカルや北米・南米・アフリカなどに生息する多肉植物の総称です。根や幹や茎の部分に水分を蓄えられるよう、根や幹などが肥大した独特のフォルムが特徴。
武骨でワイルドな姿、歪な樹形、質感、佇まいなど、特に男性に絶大な人気があります。植物によってさまざまなものがあり、種類によっては希少性が高いという点もマニア心をくすぐります。
引用元:オザキフラワーパーク
「育てるのが難しいから塊根植物は高い?」
塊根植物は値が張るものが多いようです。
というのも、輸入時に検疫の関係で主な根っこを切られた状態で輸入されるので、
その後日本で発根し元気に育つ株は少ないそう。
さらに塊根植物は発育がゆっくりとしており、すぐに大きくなるものではないので、
小さいものであってもいいお値段になるようです。
きちんと面倒を見てあげて、ゆっくりとした成長を見守るというのも良い楽しみ方ですね。
「膨大に種類がある塊根植物!?気になるものをメモ」
いいお値段、しかし絶対に家にお迎えしたい。
ということで定番の種類から、個性的な名前、珍しいものなど気になる塊根植物をあげていきます。
丸くどっしりとしたシルエットが特徴的で、塊根植物の中では流通量が多く人気の塊根植物のようです。
ボール状の幹がぼってりと可愛らしく、細い枝のつき方に個性があり同じ種類でも
別の見どころがあるのがおもしろいですね。
2. アデニウム・アラビカム
前述のパキポディウムと比べると、寸胴な幹のシルエットが特徴的で、私が初めて見たものもこの種類でした。
少し緑味がかった幹とツヤのかかった葉っぱが綺麗ですね。
こちらも広く流通しているようなので初心者には良いかもしれません。
3. ノリナ(トックリラン|ポニーテール)
ノリナは明治時代に日本にやってきたメキシコ原産の植物で株元が徳利のように
見えることからトックリランという和名が付いているそう。
また細長い葉っぱの様子が、馬の尻尾のように見えることから英名ではポニーテールと呼ばれるそうです。
塊根植物の中では比較的背が高く育っているものもあるようで、葉っぱの広がりと大きさでインテリアでもしっかりとした存在感になり良さそうです。
4. パキポディウム・ホロンベンセ
少しすらっとした幹にサボテンのように棘が生えたユニークな形をしている種類。
私が美容室で見たものは無骨なぼってりとしたものだったので、こういった棘があるものも面白いですね。
また春になると幹の先端から、釣り鐘のような黄色い花がすらっと伸びてくるようで、
季節ごとの楽しみ方があるのもいいですね。
5. ガジュマル
正確には塊根植物には属していないですが、ガジュマルも根っこが露出して個性的な形のものが多いですね。
比較的どこにでも売っている印象のある植物なので、育て始めの初心者にはピッタリかもしれません。
6. バオバブ
原産地では樹高20m以上の巨木に成長して根が上に向いているように見えるため、「逆さまの木」とも呼ばれているそうです。
これはサン=テグジュペリの作品「星の王子様」にも登場しているので、人によっては一番身近な塊根植物かもしれません。
現地では大きく育ちますが、日本ではさまざまなサイズで販売されているので、インテリアに合わせて買えるのがいいですね。
7. ケラリア・ピグマエア
茶色くひび割れたゴツゴツした塊根に対して、多肉植物特有のぷくぷくした葉っぱのギャップがなんとも言えない魅力。
ケラリア・ピグマエアほど多肉植物と塊根植物のいいとこ取りをした種類はないのでは?と思える見た目です。
8. 恵比寿大黒
なんだこのTHE・日本的な名前は?と思い調べると日本で交配されたパキポディウム属だそうです。
前述のホロンベンセなども交配元に入っているようですが、より塊根植物らしいどっしりとした感じに、棘がついてますね。
交配種ということで丈夫であり生育も早いようなので、育てやすいのかもしれません。
9. 亀甲竜(ディオスコレア・エレファンティペス)
名前の通り亀の甲羅のような、ゴツゴツとしたユニークな割れ方をする塊根が特徴的ですね。
塊根の頂点の付近から太いツルが伸びてきて、光沢のあるハート型のかわいい形の葉が出てくるので、ツルを生かした育て方をできるのも面白いところですね。
10. 断崖の女王(シンニギア・レウコトリカ)
こちらもまたすごい名前が出てきたな。と思いましたが、名前に負けない綺麗な赤い花を咲かせる塊根植物です。
また、葉の表面に細く柔らかい毛をたくさんまとっており、触るとふわふわの触感で癒されるそうです。
「塊根植物の他にもビザールプランツというジャンルも」
塊根植物を調べていると、合わせてビザールプランツという言葉もちらほら見かけました。
「ビザールプランツ」って聞いたことありますか?
その意味は、ずばり「珍奇な植物」「奇妙な植物」。
多肉植物やエアプランツ、食虫植物などの中でも変わった形のものの総称です。
具体的な線引きはないものの、「通常の状態より姿形が変わっている」ことがそう呼ばれる条件なため、形も種類も多岐にわたり、突き詰めると果てがない奥深さ。マニアックにコレクションして楽しむ愛好家も増えているジャンルなんです。
引用元: GARDENER’S BLOG
明確な定義があるわけではなさそうですが、塊根植物やサボテンなどが多くそう呼ばれているようです。
今回は塊根植物についての備忘録ですが、おまけ的に気になったビザールプランツも合わせて紹介します。
・ ユーフォルビア・ホワイトゴースト
名前の通りの白くすらっとした幽霊のようなフォルムです。
「ユーフォルビア・ラクテアの斑入り品種」に分類されているようで、この白いのは斑入りによるもののようです。
通常の観葉植物でもこういった斑入りのものは通常状態のものと比べると、特別な味があるので見応えがありますね。
・ ビカクシダ(コウモリラン)
ビカクシダは別名「コウモリラン」とも呼ばれています。
垂れ下がる葉がコウモリの羽に見えることが由来になっているようです。
観葉植物の中でも壁掛けしたり吊したりできる種類なので、置き場所を活用すればいいインテリアのアクセントになりそうですね。
・アガベ
こちらもマニアの間でも人気が高く、膨大な種類があるため軽く触れる程度ですが、塊根植物とは違い全体を通してスタイリッシュなフォルムがかっこいいですね。
アガベについてはまた改めて調べてみようかなと思いつつ、どうやら奥深すぎて私は少し近寄りづらい気もしました…
「さて塊根植物をどこで買おうか、、、?」
さて、色々な種類を調べてみたりしましたが、何を育てるところから始めようか、種類から悩んでしまいますね…
実店舗は少し敷居が高い印象もあるので、 まず手軽に始めるならばネット購入か。と思ったり。
調べていると個人で販売している人の中にはネット販売だけという人も多く居たので、
お気に入りのものがあれば個人の人から買うもよし、大手の植物専門店で観葉植物や生花を扱っているところならば、配送などアフターケアなどもしっかりしていると思うので、ひとまずそこでも?と思ったりしています。
その辺りも簡単に紹介して、初更新は終わろうと思います。
「実店舗」
ネットで調べた限りなので、様々あると思いますが気になったお店をピックアップしていきます。
・Medelle
・大阪総合園芸センター
「オンラインショップ」
・THE GOOD FLOWER JAPAN
・uro
・mana's green